大手セキュリティーソフトがスパムの発信源に、ネットでAVGに対する批判が高まる
無料のアンチウイルスソフトとして有名なAVGですが、新機能がちょっと迷惑なことをしてくれるそうです。
セキュリティーソフトの「AVG」を利用すると、ソフトをインストールした利用者がアクセスするしないに関わらず、マイクロソフトのInternet Explorerのエージェント名を偽造した偽のアクセスが多数のサイトに対して行われるようになることが判明。これらの行為はネットの資源を無駄に浪費するスパムメールと同じ行為だとして、AVGに対する批判が集まるところとなっていることが3日までに明らかとなった。
何の為に偽のアクセスをするかというと、
この機能はAVGの最新バージョンに含まれている「サーチシールド」という機能によるもので、サーチシールド機能をオン(デフォルトではオンになっている)にしたままの状態で、特定のサイトのページをアクセスするとそのページに含まれている全てのリンクをバックグランドでアクセスを行い、そのリンクの先にあるページがウィルスによって汚染されていないかどうかを事前にチェックするというものとなる。
なるほど、いわゆるリンク先を先読みしてチェックを行う機能、ということのようです。たしかに元からアクセスの多いサイトではリクエストの負荷が更に高まってしまい、こまってしまうかもしれません。
ちなみにmove-eでは無料アンチウイルスソフトとしては「avast!」をオススメしています。