ノーベル科学賞を受賞した下村脩氏は息子さんもスゴい人だった
先日の日本人によるノーベル賞受賞ラッシュで記憶に新しい下村脩先生。紫外線を当てると緑色の光を放つ緑色蛍光タンパク質をクラゲから発見したことでの受賞だったわけですが、何気に色々と調べていたら下村先生の息子さん、「下村務」さんという方がまた興味深い人で、
FBIが恐れた伝説のハッカーと言われるケビン・ミトニックは、コンピュータ・セキュリティに関しては右に出るものがないと言われる下村さんのコンピュータから情報をうっかり盗んじゃったもんだからさあ大変。
当時政府の運営するサンディェゴ・スーパーコンピューター・センターにシニア・リサーチャーとして勤めていた下村さん。業界中にその能カの高さが知られているだけに下村さんのプライドはひどく傷ついたそうで、それから二カ月、研究そっちのけでハッカー探しに打ち込んだ結果、ついにケビンがノース・カロライナ州ローリー界隈に住んでいることを突き止めたのでした。無線電話の周波数を探知する機械をパンに乗せ、その居場所をかなりの範囲まで狭めたうえでFBIに連絡し、ケビンの逮捕につながったのだそうです。
ちなみにケビン・ミトニックは今年、セキュリティ側の人間として初来日しました。
下村さんは日本人ではありますが日本語は喋らないそうで。親子で大変貴重な人材であることは分かるのですが、そういった人が揃いも揃って海外に出ていってしまう現状はどうなんでしょうか・・・。