“軍艦島”上陸観光へ整備進む
土曜日, 11月 15th, 2008廃墟マニアでなくとも名の知れている長崎の「端島」、通称「軍艦島」が昨年9月に世界遺産候補となったことも受け、来年四月以降に可能となる上陸観光に向け整備を行っているそうです。
そもそも、軍艦のように見えることからこのように呼ばれる島なのですが、久しぶりに様々な画像を見たところ改めて見入ってしまいました。
また、軍艦島と言えば以前、まだFlashもそれほど普及していなかった時代にこんなサイトを見て驚いたことを思い出します。
長崎市は、端島を観光資源として活用するため、上陸用施設の桟橋と島内に二百十六 メートルの見学通路を整備中。見学通路上には三カ所の見学スポットを設けるとのこと。
事業費は約一億五百万円。、上陸観光の開始後は、経済波及 効果約二億二千七百万円を見込んでいるとのこと。
見学通路からは、一九一六年に建てられた日本最初の高層鉄筋アパートとされる 「三十号棟」や端島小中学校、石炭を石炭運搬船に積み込むための「貯炭ベルトコン ベアー」の支柱などが見学可能。島内は木材やコンクリート、ガラスなどが至る所に 散乱し、上陸可能後も、安全確保のため見学通路以外への進入は禁止される、とのことでそもそも「廃墟」であったからこそ人気が出たのであって、観光地として整備されてしまった軍艦島はその人気を保てるのかどうかが心配なところです。